株価

株価株式の売買取引の際につけられる価格が株価であり、様々な要因により刻一刻と変動する。基本的には需要と供給の関係で自由に決定できるが、特に証券取引所での売買で適用された株価を株式相場として時価の評価基準にすることが多い。
また、これら株式の売買の際の株価変動によって得た利益をキャピタルゲインと呼び、配当などによる利益のインカムゲインと区別する。逆に価格変動によって被った損失のことをキャピタルロスという。


株券株式を表章する証券のことを株券とよぶ。従来は株式の譲渡性を確保するための必須の存在であったが、定款において譲渡制限が定められているような中小企業においては発行されないことも多く、また大企業においても発行コストや善意取得の危険など管理コストの問題もあり、株券不発行制度が導入された。日本の会社法においては、株券は発行しないことがむしろ原則とすらされている。




株式の種類原則として、一つ(一単元)の株式に与えられる株主の権利は平等(株主平等の原則)であるが、配当や議決権などの権利について意図的に差をつけるべく種類株式を発行することがある。


権利内容の違いや記名の有無により以下のように株式を分類されている。なお、日本においては、平成13年10月1日を以て額面株式は廃止され無額面株式に統一された。


権利内容の違いによる分類普通株式 種類株式 優先株式 後配株式 混合株式 償還株式 転換株式 無議決権株式

No comments: